つれづれなるままに:シン・ゴジラを見に行った

公開されて1ヶ月以上経って、ようやくブームが私のところまでやってきました。

エヴァンゲリオンは友達から借りて全部見たし、新劇場版も3作見ております。(そしてよくわからないQを何回も見てる)かといって、庵野作品が何でも好きかというとそういうわけではなく。。。ナディアはついていけなくなっちゃうし、その他も追いかけようというほどでもなく…という感じ。

 

本日の時点で2回ほど見に行きまして。

1回目は一人でふらっと映画館に行き、めいっぱい楽しんできたのですが、最後のシーンで「え?これ…」となり。2回目を見に行きたくなってしまったのでした。
(1回目の映画館は、座席のにおいが苦手&前の方に座りすぎて、具合悪くなってしまったのもあります。そして、圧倒的な話の展開についていけなくなっちゃってたかもしれません)

2回目は4DXとやらに、友達を誘って。4DXって初めて行きましたが、水は降ってくるわ、ゆれるわ、煙は出るわ…なんですね。(水はON-OFFできるけど)
ゴジラは海から現れるわけでして、そのときとか水がかかっちゃうわけです。でも、映画の中でもそれは「水」だからまだ平気。ただ、ゴジラの血?が降ってきたところも水がかかっちゃうんですな。映画の中では「血」のものが体にかかるもんだから、つい「うわっぎゃー」とか声を上げてしまいました。(発声可能じゃなかったから、本当に迷惑だったと思います。)

そんなこんなでしたが、2回目は冷静に(?)楽しめていました。

 

ああいう、組織の(日本の)どろっとしたところを描かれた作品って結構好きなんだと感じました。

総理大臣でも決められなかったことを、最後は矢口が決めて動かしていく。あの、責任をとれない政治家たちがいなくなってからが本当の戦いであり、本当の成長だったなと。

結局、誰も「決めたがらない」のは、大なり小なり(少なくとも日本の)組織にはある問題で、最終的に「決めた人が責任をとる」ということになっているから。そして、「責任をとる=辞める」というのが大きな組織のあり方だから。(そこで得られる権益を手放したくないですわね、そりゃ。)

自分が大きな組織にいたことがないので、人の感じ方をそういうところで学んでいるのかもしれません。

 

あと、最後のシーン。あれ、新劇場版Qの「インフィニティのなりそこない」に見えました。

完全体であるゴジラ人類補完計画

なんかそういう感じで、知ってる人にはにやりとする、ゴジラの進化なのかしら、などと考えていましたが。(なんせ自ら考察出来るほどではない)

 

うーん、パンフレット買えばよかったな。ちょっと後悔。