6・7鞍目:立てた!立てたよ!
初めて「90分」のレッスンに申し込んでみました。
通常、45分の騎乗なのですが、45分だとその馬に慣れてきたなぁという頃にレッスンが終わってしまうという…。
その馬に「また今度ね」と言ったところで、同じ馬に乗れる保証もなく。
好きな馬に出会えても、追加のお金を払わないと同じ馬には乗れない(指名料がかかる)。
で、ここはえいやと、90歩のレッスンを申し込んでみたのでした。
しかし…。今回は、なんというか、私が下手くそ&馬が気分屋という、どうにもうまくいかない組み合わせ、さらには朝一番のレッスンだったのに、私のクラスはまたもマンツーマンに。
(朝のレッスンに来ているのは、うまいクラスの方々ばかり…。)
乗った馬は、先頭を歩くのが嫌な馬なものだから、ちっとも歩かない。サボろうとする。
本来なら柵のようなもので囲われている外側を歩くはずなのに、柵の中に入ろうとする。
これを止めるのは、乗っている私、のはずだけれど、どうしたら言うことを聞いてくれるのかわからない。
手綱を引きすぎて後ろに歩かせてしまうわ(手綱を引きすぎると後ろに歩くなんて初めて知った!もう一度テキスト読もう。。)、何度も柵を倒してしまうわ、40分くらいはそんな感じでてんやわんやだったような。
正直なところ、もう45分でやめたかった。私の気持ちも今ひとつだったこともあって、「今日はもうだめなんだー」と落ち込む一方でした。
落ち込む私をみかねてかわかりませんが、先生からは基礎的なことをたくさん習いました。足の位置とか、太ももから脛をどうしたらいいかとか。
言うこと聞かない馬には、手綱だけじゃなくて足でも言うことを聞かせなきゃダメだとか。(ま、できませんでしたけど)
で、90分ようやく乗り終わって、すごく落ち込んで。こんなんじゃ一生初心者クラスだわ、とか思ってたんですが、先生からは時間があるなら次の45分レッスンも受けてはどうか、ということと、ライセンス試験を視野に入れながら9月は過ごしてみようということ、そのために馬を指名してはどうかということ、と提案されました。
ライセンス試験を受けるためには、短鞭(たんべん・読んでそのまま。短いむち)も使わなくちゃいけなくて、使える馬を指名してレッスンすれば、10月頭にはライセンス(5級)もいけるんじゃないか
と。
さすがにこの90分レッスンでは不完全燃焼(どころか、本来の90分レッスンを受けることにした目的が達成されなかった)だったので、45分レッスンも受けることにしました。
(ここまでが6鞍目)
7鞍目は、先ほど言うことを聞かなかった馬で困り果てたときに助けてくれた先生が担当でした。
20何鞍も乗っているらしい、もう慣れた感じの女性、私と同じ鞍数くらいの男性(父親くらいの年齢かな)、今回が初めてのレッスンになる女性との4名でのレッスン。
今度の馬は、乗馬の馬になってまだ時間が短いみたいでしたが、言うことを聞くったら!
圧迫の合図ですぐ発進してくれるし、揺れが小さい!(6鞍目の馬は揺れも大きかった)
経験値がさまざまなクラスだったこともあり、サポートに別の先生もついてくれて、細かなところまでチェックしてもらいました。
しっかりと足ではさむ…というか、足をフィットさせる。そうしないと手に力を入れて立ってしまう。また、立った時に手に力が入ってしまうために、手綱を引いてしまう。すると馬は「あれ、走らないの?」と走るのをやめてしまう。努めて腕を前に出さないと手綱を引いてしまうことになる。
これまで漫然と乗っていたことがわかりました。。。
私についてくださった先生は少し厳しめだったけれど、「手を前、前、前」と「足は閉じる、閉じる」と何度も何度も注意してくださったおかげで、
軽速歩でホルダーなしで立つことができました(‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/››)
自転車に乗ることができたような感覚!
あー、次までにこの感覚を忘れないでいたいー。